ブレイクスルーコーチのサトウです。
先日、こっそりと「FacebookLIVE」をやってみました。友人がやっているのを見かけてたんで、「これは面白そうだ!」と試してみたかったんです。
「やりたいなら、一回やってみる」の精神で
3月に出会った整体師の方が、「毎週月曜20:00にFacebookLIVEやってるから、よかったら見て!」と言っていたのをふと思い出しました。
実はサトウ、FacebookLIVEというものをじっくり見たことが無かったんです。たまたま月曜日のその時間にFacebookを開いたらやっていたので、「おーおー、これか!」と、何の気なしに見てみました。
そしたら・・・
「おお、これ、面白そうじゃん♪」と、ピーーーン!ときたんです。
面白そうと感じたことは、やってみないことには前に進みません。とはいえ、全くの知識ゼロでは大変なので、その方に聞いた方法に沿って最低限必要なことは調べて・・・
「よし、次の将棋のイベントでやってみよう!」と思い立ちました。次のイベントは3日後。リハも何もあったもんじゃないですが・・・
とりあえずやったことは、「イベントで試すぞ」と将Give運営メンバーに伝えたことぐらいです。
やりたいことが見つかったとき・・・やり方を調べたり、誰かに聞いたり、台本を緻密に作ったり、テストしたり、リハしたり・・・という方法もありますが。それだと遅いんですよね。
「1回の本番」を先に経験することが、何よりも大きな学びとなります。具体的には、次の章で・・・
具体的な行動から、具体的な気づきが手に入る
やってみて分かったことはたくさんあります。不安・不明・不足が多いなぁと。
新しいこと。
知らないこと。
経験の無いこと。
そんなことに、人は恐怖を抱きます。もちろん、サトウも感じないわけではないです。ただ、それで行動が止まってしまうのはもったいないです。
今回の例で言えば、不安に思ったことは・・・
- ホントにFacebookと連携できてる?
- このソフト、どう使うんだろう?
- スマホから見た人に、ちゃんと映るんか?
- 音声聞こえてる?
- 俺は、どうやって配信内容を確認すればいいんだ?
という中で、えーーーい、やっちまえ!と、配信してみました。そんな中、やってみると・・・
- なんだ、これで良いのか!
- 音声も映像も配信されているし、まぁとりあえずOKじゃん!
- ソフトの使い方も、分かってきたぞ!
と、案外できることに気づきました。その一方で、やったからこそ新たな発見や、課題にも気づきました。
- 結構、遅延があるんだなーー
- Facebookのページの使い方がよくわからんなぁーー
- フロントカメラとリアカメラ、両方使ってると結構止まるな・・・
- 止まっても、いじればすぐ直るな
その他には・・・
- それなりに、結構、しゃべれるもんだな
- 台本。ある程度用意しておけばよかったな
- 見てくれている人からのコメントを貰いに行けばよかったな
- もっと宣伝しておけばよかったかな
とか。
もちろん、事前にわかっていたこともあるし、調べればわかったこともあった。でも、いくら調べても、それは「分かったつもり」なだけ。
やってみて実感しないことには体感が伴わないし、「ああ、こういうことね!」と改めて理解することもあるわけで。だったら、ゼロから始めても大して変わらんのです。
そして、具体的にやったことで、懸念点が明確に見えます。明確に見えれば、次への改善点が見えます。
1回やれば、次は半分の労力で出来る
次回は、これらの気づきを活かすことが出来るでしょう。
もう少し本格的にテストしてもいいし、ちゃんと告知して、もっとみんなに「見てもらえる」ように行動してもいいし。
いずれにしても、最初に行動して、0から1にすることが肝要。初回は、不安・不明・不足で恐怖が大きいですが、2回目は違います。初回と比べて、ぐっと「気楽」に出来るようになるんです。自分の不安・不明・不足が明確になったことで、恐怖がなくなるからですね。
経験の無いことは、恐怖です。しかもその恐怖は、実際よりも「大きく」感じます。
だから、ついつい知識を仕入れて補おうとしてしまいますが・・・知識だけでは、恐怖は消えません。むしろ、調べている間に余計な恐怖が増えてしまうことさえあります。
空想を実体化して、恐怖の正体を知りましょう。それが「最初の経験」です。
恐怖の先に成長があります。一回経験してしまえば、次は恐怖は半減。労力も50%で出来るようになります。
何が何でも、最初の一歩を踏みましょう!!
上手くやろうとしなくてOK
というわけで・・・
特に、最初の1回は、上手くやろうとしなくてOKです。
どうせ初回なんてそんなに見られてないし、見ていたとしてもそれで周りからの反応が悪い・・・なんてことはありません。
始める前には、捉えどころのない「恐怖」があったかもしれませんが・・・
そもそもそんな「恐怖」はあなたが自身が作り出した幻です。
上手くやらなくちゃいけない。
下手くそではいけない。
カッコいい自分でなければいけない。
それらはすべて、幻です。
もっと言えば、最初の1回どころではなく・・・あらゆることは、上手くやろうとしなくてOKです。何回でもトライしているうちに、上手くやれるようになりますよ。
岡本太郎さんの言葉を紹介します。
上手くやろう、成功しようとするから、逆に上手くいかない。人生上手くやろうなんて、利口ぶった考えは、誰でも考えることで、それは大変いやしい根性だと思う。世の中上手くやろうとすると、結局、人の思惑に従い、社会のベルトコンベアーの上に乗せられてしまう。一応世間体もよく、上手くはいくかもしれないが、本当に生きているのではない。流されて生きているにすぎない。
ストレングスファインダーという自己診断で、「最上志向」という資質があるサトウは、特に「完璧なものを」「より良いものを」と、追究してしまいがち。
だからこそ、この言葉が身に沁みました。
そういう自分の特性が真に理解できたからこそ、ハードルをめちゃくちゃ下げまくって、60点でOKとしています。「最上志向」の人は、60点でも、周りから見たら「それなりの」ものが出るんです。ホントにダメダメなものは出せないんですよ、性格的にね。
自分の行動特性や資質を理解することで、「自分がどう行動するのがベストか」を考えられます。もし、自分の行動特性が分かっていなければ、こちらを参考にして、理解を深めましょう。
おわりに
「上手くやらなくてはいけない」
「完璧でなくてはいけない」
誰に迷惑をかけるわけでもないのに、変なプレッシャーを感じてしまう・・・。「~でならねばならない」という思い込みが、行動を制限する要因になっていませんか??
その思い込み・・・は、周りにも「同じ完璧意識」を求めてしまい、それが満たされないと、イライラ、自分を苦しめる。
気楽にやろう♪ 楽しくやろう♪
それが上手くいく秘訣だから。