「やりたいことがあるのに・・・なかなか、できないんですよね。。。」
「やりたいことがあるんだけど、どうしたらいいと思いますか??」
コーチという職業柄、いろいろ言われることもあります。
結論は、シンプル。「やりたいんなら、早くやれば?」
具体的に行動に映せるのか、やりたいと思ってるだけで始めないのか・・・この違いは、天と地ほどの開きがあります。
話を聞けば、きっと様々な個別の事情はあるんでしょうけど、「できない」は言い訳です。
ただ、「やらない」と自分で選択しているだけ。自分が決めさえすれば、いつだって「やる!」という選択に変えることができます。
やりたいことがあるなら、早くやっちゃえばいいのに。
この記事では、「できない」と感じている人の背中を押すために書きます。
ざっくり見出し
1. やってみないと、成功する可能性はゼロのまま
サトウは「やってみりゃいいじゃん」という立場を取っています。
誰かが何かを始めたいって言ったら、基本的には応援するし、「迷っているんなら、とりあえずやってみたら!?」って言います。
無責任だ?
うん、無責任だよね。でもそれでいいじゃん。サトウはあなたの人生までは背負えませんからね。(コーチとクライアントの関係になれば別ですけどね)
実際やりたくて何か言ってるんだから、やった方がいいに決まってる。
何故って、行動しなければ、成功する可能性ゼロのままだから。
やってみれば、上手くいくかもしれないし、50点は取れるかもしれない。20点ぐらいは行けるかもしれないし、経験を積むことは確実にできる。
本気でやりたいと思って、実際にやってみて実態が見える。そして、スイッチが入るということもあります。スイッチが入っている様子が見えれば、応援者も増えるかも。
やってみないと、動かないんですよ。リアルじゃない。リアルじゃない話をいくらしたところで、何の意味もないんです。
だから頭の中だけでやりたいって思ってる状態で、そのままにしとくのは時間もエネルギーも非常にもったいない。
やってみないとわかんないことが多すぎるんですね。
2. やることとやり続けることは、全くの別
1回やれば、2回目が簡単になり、3回目がもっと簡単になります。だから、1回目を早くやった方がいいんです。
でも、やり始めることと、やり続けることは全く別の話です。
続けるかどうかは、やってから決めればいいんです。やめるのも、いつだってできますからね。やる前から、「一度やったらずっと続けなきゃ」っていう制限はないわけで。
始めないことには続けるかどうかの判断すらできません。始める前にウンウン唸って考えたところで、メリットもデメリットも、あくまで空想でしかないから。
頭の中で考えられる事っていうのは、「今のあなた」が持ってる知識から判断するわけですよね。でも、考えたことと、実際にやってみてわかることは違いがあるわけです。
例)サトウの体験 ~将Giveの話をします~
サトウのやってる将棋コミュニティを例に出してみます。
「同世代とリアルの場所で指す」ことをコンセプトとした将棋のイベントを立ち上げたんですが、始める前は、ホントに出来るのかなって思うわけです。
経験もなければ、知識もないし、将棋仲間もほぼゼロ。やれない理由は探せばいくらでもあります。
でも、幸いなことに上手くいって、やり始めてもうすぐ3年。月2回、毎回20人強が集まる会にまで続けてこれました。
始める前は不安しかなかったですが、今だったら、「こういうふうにやればOK」と分かってますから、日付決めて、告知するだけ・・・と、簡単なことに変わっているんです。
これは3年間の中で成長したこと。やり始め、やり続けて手に入れたものです。
・・・が。
実は、当初やりたかったことと、今やっていることは、少し違うんです。
当初は「将棋を指したい!」だったことが、今は「普及したい!」ですからね。やっていくうちに、途中で気づいて、想いが強くなって、方向性を変えたんです。
こういう気付きも、実際にやってみて得たものです。
3. やったところで、リスクはほぼ無い
やりたいけど・・・不安、怖い。っていう人は、具体的なリスクを考えてみてください。
ほとんどの場合で、リスクなんて無いんですよね。
せいぜい、ちょっとの時間と、ちょっとのお金を使う程度。失うものはそれぐらいです。死ぬわけじゃないし、全財産を失うわけでもないし、家族や友人を失うわけでもない。
会社を辞めて起業する、とかだと、そこまで軽々ではないように感じるかもしれないけど、実はそうでもなかったりします。周りの起業している人に聞いたら分かります。
覚悟を決めてそれなりに準備をすれば、なんとかなるって言ってくれる人が多いんじゃないかな。(会社員の仲間に相談すると、そうじゃない答えが多いけどね)
大切なのは「最悪の状況」を考え、受け入れること。そこから変わって動いていきます。
その辺は以下の記事が参考になります。
最悪になるほどのリスクは無いんだし、やってみようよ。
やってみていいことだと思えば、続ければいいし、やってみてイマイチだと思ったら、やめればいいだけの話じゃないですか。
悩んでいる時間、ためらってる時間は、何も生み出しません。
だから迷ってるんだったら、とりあえずやってみて、やってから判断しましょう。
4. 待っていても条件は揃わない
あと、「○○になったらやろう!」という条件を付ける人。あなたの周りにもいませんか?
同じことを1年前にも言ってる人はかなり要注意です。あなたは、大丈夫ですか??
希望通りの条件なんて、動き出さない人にはまず揃いません。取りに行かなきゃ、何も掴めません。
20km走れるようになったらフルマラソンに出ようかな・・・ではなく、
2019年にフルマラソンに出よう!そのために、今から身体を鍛えていこう!とするのが、正しいゴールセッティング。日付を決めて、高いゴールを掲げるところから始まります。
毎月10万稼げるようになったら起業しよう・・・とかも同じです。
例えば、2019年3月末で退社!とまず日付を決めちゃいましょう。具体的な日付を決めれば、本気でヤバいって思うようになって、不安になります。
不安になれば、それを解消しようといろいろ動くようになるわけです。ゴールを掲げて動いていれば、必ずゴールに近づいていきます。
5. 迷わず行動するために、基準を持つ
やるべきか、やらないべきか・・・
新しい決断のたびに毎回迷っていませんか?
ハッキリ言って、この迷っている時間が無駄です。何も生みださないし、答えも出てこない。迷うことに時間を使うぐらいなら、スパッと決めて行動してから判断したほうがいいのはお伝えしてきた通りです。
その迷いを断ち切って判断するものが、「基準」です。基準とは例えば・・・
始めようかどうか、迷っているならやってみる。
やめようかどうか、迷っているならやめてみる。
この基準は、「迷ってるんだったら変化の大きい方を選択する」ことです。
これを持ってると、どっちがいいんだろうとかも検討する必要がなくなります。
「新しいことを始めるならやる」
「長くやってきたことをやめようか迷ったら、やめる」
というふうに簡単に決められます。
やめることは少し恐れがあったり、抵抗を感じることもあるかもしれません。そんなときには、「1週間だけ」とか、期限つきでやめてみるのもひとつの手段です。
迷いの種が目の前に現れたときに、各事象で判断するのではなく、「基準」に従って判断することをおススメします。基準を持っているとシンプルに判断できるからです。
基準を持つと決断が早いので、行動に移すまでが早いです。行動が早ければ、結果が出るのも早い。成功もあれば、うまくいかないこともあるけど、何かしら結果が残ります。あとはそれを改善すればいいだけですからね。
分かりやすく基準と伝えてきましたが、「信念・信条」と呼んでいます。より詳しく知りたい方は以下をご参照ください。
おわりに
やりたいことがあるなら、早くやってください。 (サトウの次の記事を読んでる場合じゃないですよ!)
いつやるか、ゴールを決めてください。決めたら、いつ、何をやるか決めたか、ぜひ教えてください。
こちらから連絡フォームに書いて、連絡ください。書いてくれた人は心から応援しますし、書いた人は成功します。
新しいチャレンジ、怖いですか??
大丈夫。これを読んでいるあなたなら、必ずできる。むしろ怖いぐらいのことをやって、安全領域から出てください。そこには必ず、あなたの成長があります。
あなたの成長を応援しています!
手っ取り早く「基準」を作りたい人はこちらから