強烈な印象を残した5冊の本をご紹介

社会人になって10年間。それなりに多くの本を読み漁ってきました。そんな中でも、考え方に変化が起こったり、もっと言えば人生に刺激を与えてくれた5冊の本をご紹介します。

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本って、一番で手軽な能力開発の方法です。過去の賢人たちの経験を自分のものにすることができる、最良の学びの方法のひとつです。

読書の有用性については言うまでもありませんが、様々な方が言葉を残しています。

良き書物を読むことは、過去の最も優れた人達と会話をかわすようなものである。

The reading of all good books is like a conversation with the finest minds of past centuries.

デカルト(フランスの哲学者、数学者)

書物そのものは、君に幸福をもたらすわけではない。ただ書物は、君が君自身の中へ帰るのを助けてくれる。

ヘルマン・ヘッセ(ドイツの小説家、詩人、ノーベル文学賞受賞)

読書は学問の手段である。学問は実践への方法である。
実地に臨み経験を積んでこそ、勇気と力が生まれるはずである。

福沢諭吉

何か得たいものがあって、その材料として本を読むというのがおススメの方法です。本を読んで「ああ、良いこと知った!」だけでは何も変わりません。

本から知恵を得て、それを行動に変えていくことで、人生に変化を起こすことができます。サトウのお勧めの言葉の中に、あなたが何か感じるものがあってほしい。そして、その本を読んだことで、何か少しでも変化を得ることができますように。

エッセンシャル思考 / グレッグ マキューン

一つ目はエッセンシャル思考という本です。2017年に読んだ本で確実に自分の中に浸透した一番の良書。

一言でいえば、『本当に大事なものだけに注力しなさい』って言う本。なので、別にこの本じゃなくてもいいかもしれません。それを謳っている本はたくさんあります。

ただ、サトウにとってはものすごくいいタイミングで出会えた本。なので、客観的に見るとかなり加点されてます。でも、『そういう本』ってあるんですよ。今、欲しいときに、欲しいものが目の前に降ってきた。まさにそんな感じ。

学習や経験を重ねるうちに、どんどん増えていく情報・スキル。でもその一方で、自分の時間は有限で、自分の使えるパワーも有限その有限なものをいかに割り振るか。対象を絞って、それに注力することが成功するというための鍵という、言われれば当然、しかしなかなか出来ないことを指摘してくれた本でした。

エッセンシャル思考の中の言葉を借りると、『より少なく、しかしより良く』。いい言葉ですよね。

コーチングの大先輩から教わった本で2017年に読みました。めちゃくちゃ何度も読み直しています。何人もの方に紹介していますが、読んだ人がすごく印象に残る本って言ってくれています。サトウの中でのバイブルになった本です。

道は開ける / デール・カーネギー

二つ目は、大ベストセラーにもなっている、デール・カーネギーの『道は開ける』という本です。簡単に言えば、悩みとどう付き合って、いかに解消しようかという本です。

悩みがある状態そのものが良くないことを認識させてくれたり、悩まないようにするための考え方とか、批判を気にしなくするマインドとか。それをいろんなエピソードで、切れ味のいい言葉で紹介しながら、自分に置き換えて考えられる本です。

いちばん衝撃的だったのは、序章。まだ本編が始まる前の段階で、もうほとんど結論めいたことを言っています。

それは何かと言うと・・・

本書にはことさら目新しいことは書いていないけれども、普通あまり実行されていないことが多く出てくるだろう。いずれにしても、我々はお互いに何も新しいことを学ぶ必要はない。完全な生活を送るための方法は、すでに知っているのだ。

ただ私たちの欠点は、無知ではなくて無為なのである。

これをスパッと言ってくれる本書は、凄い。本当に知ってることさえできない・・・。でも、知識を求めてしまう・・・

行動することの大切さを改めて教えてくれる本です。

億万長者のお金を生み出す26の行動原則 / ダン・S・ケネディ

https://www.amazon.co.jp/dp/4904884035/

三つ目は、2013年ぐらいに最初に読んだ本。『億万長者のお金を生み出す26の行動原則』です。1回読んで、でもその時にはよくわからなくて手放して。でも、何かのタイミングでもう一度手にする機会があった、運命的な本です。

2016年に読んだ中での最高の一冊ですね。

ちょうど起業を目指していたとき、サラリーマンのマインドから、起業家としてのマインドに切り替えてくれるような本です。耳障りのいい本では決してないけど、明快に大切なことを伝えてくれています

2回、3回と読むごとに、じんわりと浸透する本でした。

7つの習慣ティーンズ / ショーン コヴィー

https://www.amazon.co.jp/dp/4906638201/

これは、サトウが大学生の頃に初めて読んだ本です。

有名な『七つの習慣』をティーンズ向けに書いた本です。内容は大きくは7つの習慣そのままで、エピソード高校生とか大学生向けに書いています。

サトウの中で、無意識的ですけど転機になったと感じています。自分で人生って作ってくもんなんだなっていうことを、はじめて意識的に理解したきっかけの本です。

7つの習慣を読んだのは31歳の頃なんですが、ティーンズだけで30歳まで過ごしてきました。が、それで十分でしたよ。ティーンズの内容がしっかり入ってたおかげで、7つの習慣の完訳版読んだ時に、すごく入りやすかったですしね。

チーズはどこへ消えた / スペンサー ジョンソン

これもすごく有名な本ですね。今にして思えば、サトウが最初に読んだ自己啓発本ではないでしょうか。

『変化』をテーマにした本。自分が置かれた状況に、じっくり考えるのも大事だけども、それよりも『行動を起こして』して積極的に変化に対応した方がいいという本でしょうか。

変化についていけないものは、ゆくゆく廃れてしまうよっていう風なことを、ネズミとチーズを使ったエピソードで展開しています。高校生のサトウにもすんなり読めた、面白い本でした。

これもたまたま実家にあって読んだんですよね。誰かがベストセラーだったからって買ったのかどうか分かりませんが・・・初めて読んで感銘を受けたの覚えてますね。大人になって、改めて買い直して読みましたが、あの時受けた感銘は間違っていませんでした。

おわりに

私も、誰かに勧められて読んだ本がほとんどです。本との出会いは一期一会。そして、自分の状態によっても、感じ方は変わってきます。

この記事でご紹介した、サトウが自信をもってオススメする5冊。読み応えがありますよ。

ぜひ手にとってみてください。そして、読んでみてのご感想、良かったら教えてくださいね。

あなたの生活に、何か一つでも変化が起こることを期待しています★


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