ホントに起業したいの??本心では現状維持を望んでる人の6つの特徴

コーチングの勉強会や起業塾なんかに通うと、『起業する!』という人が結構多いです。

その中には「本当に起業したいのかなこの人」って感じる人も、少なからずいます。サトウ自身がそうだったんでわかるんですが、言葉と行動のギャップに垣間見える・・・その特徴をお伝えします。

起業したいと言う割に、知らず知らずに現状維持したいっていう行動をとっているんです。

あなたは、大丈夫??

0. はじめに・・・起業が全てじゃないよ

サトウは起業を考え出してから、実際に起業するまでに4年かかりました。今考えれば、起業したいなって最初に考えたときには、ただの「思い」や「願望」でした。当時を今から振り返れば、ブレーキばかりでした。

最も大きかったブレーキが・・・自分の中で「起業したい!!!」というところに確信が持ててなかったことです。言葉とは裏腹に、現状維持したい気持ちが強かったですね。

起業したいと思ったのは、自分が何か新しいことをしたかったということと、このままじゃなんとなくつまんないなという気持ちから。現状にはさほど不満はないけど、何か刺激になるものが欲しかったそれぐらいだったんですね。

そんな気持ちで、起業のための情報を集めたり、起業塾を受けてみました。そうすると、思っているよりも簡単に起業って出来るんだなぁと分かるようになってきます。が、その一方で・・・起業絶対起業してやる!とか、ガンガン稼いでいこう!としている周りの雰囲気との間に、薄くはない壁が何となく見え、そこの隔たりが遠く感じました。

セルフイメージも低かったので、表面的にそれを隠そうとしていましたが・・・。周りには分かっていたでしょうね。起業する「本気度」は足りないんだろうなってことを。

ただ、今でこそ思うのは・・・

起業することが全てじゃないです。会社員だからこそ出来ることもあるし、やりやすいことも多い。だから、無理矢理にでも起業をするんじゃなくて、会社で全力で成果を出すことにこだわっていいと思う。

ただ、それとは別に必要なこともあります。自分の人生をよく考える時間を設けて、しっかり自分に向き合うことは絶対にやるべき。最初にやるのは、早ければ早い方がいい。どうせ何度も何度も考える機会に巡り合うことになるからね。

自分が何をやりたいのか、何を成し遂げたいのか・・・起業するときには絶対にこれが軸になるから、まずここを固めることをやってほしい。

そのうえで起業したい!って言うのなら、まずはその「具体的な日付」を決めて、行動を少しずつでも変えれば良かったかな。そうしないと、絶対に進まないから。

では、これからは現状維持を望んでいる人の特徴を上げていきます。

1. 学んだことを行動に移さない人は、現状維持を望んでいる

一番大きいのはここですね。銀座コーチングスクールを始め、いくつかの起業塾に通いましたが・・・学びの瞬間は頑張るんですが、具体的な行動に移さない人、結構いるんですね。

良いスクールだと、講座の期間中に実際にやるべき宿題がどんどん出ます。そんな中で、宿題を忠実にこなして、学んだことをすぐに実行する人は結果を出せる人です。

スクールの講師が言ってることは、基本的には講師の実体験がもとになっています。それを体系立てて、初心者・中級者でもやりやすい手順にして伝えてくれてるわけです。

なのでそれをそのままやれば、結果が出やすい、再現性の高いノウハウなんですね。

それにもかかわらず、基本的に学んだことを行動に移さない人もいるわけですね。なぜかと言えば、学んでいるうちに「学ぶ」ということそのものが面白くなっているんです

起業塾の中では・・・

「なるべく早くクライアント取れ手順はこうだ!」とか、
「メルマガ書いて見込み客を集めろ」とか言うんですが、

なんやかんや理由をつけてやらない・・・そんな人もいるんです。

  • これってどうやるんだろう?分からないから出来ないよ・・・
  • これを学んだらやろう!
  • 全部わかってからじゃないと、手戻りしちゃうから・・・
  • いま、忙しくて時間が無いから、ちょっと手が回らなくて・・・

やらない理由を探せば、いくらでも出てきてしまいます。

忙しい、時間がないっていうのは、一見仕方のない理由のようです。が、そんなことは申し込みの時にもある程度分かってたわけじゃないですか。時間があり余るなんてことはまずありえません。時間を作る行動をしない人は、起業への本気度は足りてないと思ってよいでしょう。

行動しない限りは結果は出ませんからね。起業したいのに行動しないっていうのは意味が分かんないですよね。

2. 明確に期限を決めない人は、前には進めない

ふたつめが期限を決めないことです。決めないとどうしてもズルズル、今まで通りになってしまいます。現状維持のシステムが働くからです。

「7月に起業する!」とか
「年末までに500万稼ぐ!」とか。

明確に期限を決めておかないと、絶対達成できないです。

明確に期限決められない理由は一つは恐れですね。期限を決めてしまうと、それまでに達成しなきゃ!と本気で考えるようになります。つまり、本気でそれに向き合うことに対する恐れがあるということ。

本気で起業するための行動を、ある意味で義務付けられてしまう、それが怖いから明確に「期限を決めない」っていう選択を自分自身でしてしまっているんです。

この恐れの中には、様々な種類があります。

  • どうやったらいいんだろうか
  • 本当に、自分に出来るんだろうか
  • もしできなかったらどうしよう
  • 出来なかったときに、周りからの評価が気になる

これまでの経験にないことをやるんだから、最初からうまくいかないのは当然のことです。

3. 当てもなく迷う人は、自己理解が足りていない

みっつめは、当てもなく迷うということです。

あれがいいのか、これがいいのか・・・自分の頭の中だけで考えて迷うという、自分で作り出した迷宮にはまってしまうケースがあります。

サトウ自身がそうだったんですが、自分のことを深く理解してないからこそ、迷いが生じます。自分のどの強みを活かすかが分かっておらず、自分の中にあるものではなく外にあるものを軸に考えてしまいます。つまり、「流行り」だったり「新しいこと」や「稼げそうなこと」

自分の外のもので、自分の立ち位置を見出そうとすると、まず間違いなく目移りします。1年後には、いや半年後には、絶対に新しいことに興味を示しています。

良く言えば他の可能性を見ようとしていて、本人はそう思い込んでいるのですが、実際はただあてもなく迷ってるだけ。

ぶっちゃけ、本当に起業したてとか、起業する前とかは・・・これでいいのかどうかなんてわかんないわけですよ、自分では。迷ってばかりだと、確信が持てないから、実際のお客さんを取りに行く行動ができません。

だから、いつまでたっても稼げないし、起業する!これでいける!っていう確信も得られないままどんどん時間だけが過ぎるという状況に陥ります。

ふたつ目の明確に期限を決めない、とリンクしますが、自分の中の作業だけでどんどん迷ってしまうんですね。

4. 自己完結するところだけを頑張る人は、自分の価値を信じられていない

よっつ目。これ、器用で自分自身である程度何でもできる人に陥りがちなことです。

「自分の中」で完結できることだけを頑張ろうとしてしまいます。

どういうことかというと、ブログとかメルマガとか、LP作ったりとか、商品パッケージ作ったりとか・・・そういう「自己完結するところ」をめちゃくちゃ頑張る人がいます。

ものすごく頑張った気になるんですよ。新しいことをやってるし、ゆくゆくは起業につながることをやってるし、成果も目に見えますから。頑張って作って、ホームページができた、メルマガができた、ランディングページができた・・・

ネット集客の「集客」ではなく、「集客のための準備」を頑張るという感じでしょうか。

でも、致命的なことに、お客さんはいない。

もしくは、いても少ない。

3年前ぐらいのサトウ自身のことですね、これ。完全に。

頑張っているのにもかかわらず、そういう状況が続く・・・そうなると、またさっきの迷いがちらついてくるわけです。他の可能性見ようとして、また迷う。また変える。またホームページを訂正する・・・というサイクルに入ります。

本当は、ブログやLPなんかはそこまで重要じゃなくて・・・どっちかって言うと、早く「稼ぎ」になることをした方がいいわけです。本当に価値を感じてくれる人がいるのか、売上が上がるのか・・・そっちを検証しないと、ビジネスにはなりません。

どんどんクライアントを獲得して、実体験をベースにちょっとずつ直していく方が、はるかに早く大きな成果につながるわけです。

5. 情報発信しない人は、誰にも見つけてもらえない

続いては、「情報発信しない」ということです。

起業しようと思ったら、お客さんがいないと話になりません。なので、オンライン・オフライン問わず、「こういうことをやっているよ!」って、どんどん情報発信していく必要があるわけです。

例えば、ブログでも、メルマガでも、SNSなんかのwebに限らず、リアルの人に伝えたり、見込み客になりそうな人がいそうなところに出向いていったり・・・そんなことをしながら、お客さんを増やしていく必要があるわけです。

でも、それをしないんですよ。なんでかって言うと、他のことと迷っていたり・・・また、やりたい方向性が変わるかもしれないからと。完全に固まってから発進しよう・・・という風に思って、発信したことが無駄になっちゃうかも・・・

とかまた考えててどんどんの行動が鈍るわけです。

情報発信しなければ、あなたをどうやって見つけられるというの?

情報発信すれば、300人に届くとして。発信数を自分から10人とかに絞って、クライアントが取れないと嘆いて・・・

やってること、よくわからないですよね。

「稼ぎたい」とは到底思えない行動です。

6. オリジナルでやろうとする人は、踏み出す勇気がない

あとは、何故か「オリジナルでやろうとする」んです。

何かを講座で教わっても、その通りにやろうとせずに「自己流」を作ろうとする。

自分の考えてることはこうだから、こうやってみよう!とか、起業塾とかで先生が言ってることをそのままやるわけじゃなく、自分でちょっとアレンジを加えたものをやろうとしてしまうんですね。

これは、完全に時間の無駄です。致命的に遅い。

特に起業直後までの、最初の段階では、絶対に誰かの真似をして徹底的に模倣して(徹底的にパクって)、まずは曲がりなりにでもいいから、成果を出すというスタンスで行くべき。

オリジナルは、一見素晴らしいようなものに思うんですが・・・起業した直後の段階でのオリジナルは、意味がないです。何故なら、基本大したもんが出ないから。一生懸命考えたつもりでも、それは「考えたつもり」なものであって、先輩方からすれば大したアイディアじゃないんですよね。

で、オリジナルにこだわるのはやっぱり、それをお客さんに提示するのが怖くて怖くて仕方が無いから。セールスしたくないから。やっぱり自分の範囲だけで頑張っているつもりにしておきたいから。

ただ、「自分で考えたアイディア」っていうのは、ものすごく特別なものなんです。斬新!こんなアイディアはない!別にそれって自分のエゴなだけなんです。たちが悪いのは、それを周りが「さすが〇〇さん!」とか、「いいアイディアじゃん、それ!」とかおだてちゃうこと。

「いやいや、そんなもん、別に大したことないぞ。いいから売ってこい。」って言ってくれる人がいないことですよね。

セールスすれば、売れるんですけどね。

おわりに・・・でも、やんなきゃわかんないよね

過去の自分を見ていても、ああすればよかったな、という改善点は山ほどあります。今でも、日々感じます。でも、そういう本音を言われても、聞ける状態の自分自身でいられたか・・・と言われると、わかんないです。

多分、サトウにとっては、経験しなきゃわからないことだったんです。

上手くいっていないように見える仲間を見ても、こういう人が結構いました。

今、俯瞰して思うのは、「決断しきれない」っていう心の迷いがあるということ。

それは自分にとっての未知の可能性をもっと信じたい、と思うこと。これで本当にあってるんだろうか、自分のやってることで成功できるんだろうか・・・っていうのを心の底から信じれてない結果なんです。

現状維持を望んでいる本心が分かっただけでも、いいじゃないですか。そこに気づけば、次の行動に移せます。

決断のタイミングで正しいかどうかなんかは分からないです。分からないことを求めようとするので、結局また悩んでしまう・・・ある意味で当然なんですね。

それよりも、決断したことが「正しい」となるように行動し続けた方が結果が出ます。

この記事を読んでも、起業したいと思うんであれば、もう一度自分に問いかけてください。「本当に自分は起業したいんだろうか」と。その覚悟はあるのか、と。

冷静な、信頼できる自分が決断したのであれば・・・もう金輪際、迷わないでください。

必ず結果を出す!
必ず成果を出す!
この期限までにこういう結果を必ず出す!

と決めて、そこに向けて全力で取り組む・・・その姿勢が、あなたのブレイクスルーを引き起こします。


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