習慣化のメカニズム②記憶を強く残すには、感情と回数

「習慣」とは、記憶の集積ということなら、習慣定着にはいかに記憶を定着させるか、それがポイントということです。それが出来れば、習慣化なんて難しくありません。

今回は、記憶の方法のお話です。

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「強く記憶にとどめる」為に必要なこととできる方法

あなたもこれまでに、多くのことを記憶しています。

一度しか経験していないのに鮮明に覚えているものもあれば、覚えたくて何度も学習しても、なかなか覚えられないこともありますよね。

同じインプットでも、記憶されるかどうか、2つのポイントがあります。

習慣化にしたいことは、強固な記憶として残していくことが必要なのです。

感情が伴った記憶は強く残る

嬉しい、悔しい、楽しい。感情を伴った記憶は強く残ります。

脳の構造で、記憶を司る海馬の近くに感情を司る扁桃体があり、扁桃体の活動に海馬の活動が関連するから・・・と言われます。

実体験をもとに考えても、悔しかったり悲しかったりする出来事や、嬉しい、楽しいイベントも鮮明に覚えています。

大学に合格した、彼女にフラれた、お客様に喜ばれた、上司にめっちゃ怒られた、財布をなくした、結婚式で幸せだった、自転車がなくなった・・・

イベント毎は、感情が伴うことが多いですから、鮮明に覚えていられるのです。

 

でも、普段の習慣化には使えない?

いや、そんなことはないでしょう。

感情を軸にしてアウトプットをすることで、強く記憶に残ります。セミナーなどでも、1時間の学びの区切りに振り返りをしますが、そういうときに「感情」とセットで振り返るのが効果的です。

感情を言葉にしてアウトプットすることで、感情が強まります。普段の生活の中の「習慣化」したいことについても、感情を味わってみましょう。大げさなくらいでちょうどいいです。

回数が入れば記憶が強まる

こっちはイメージしやすいですよね。インプットした数、量で勝負です。同じことがたくさん頭に入ってくると、脳も「その情報は大切な情報」として判断するので、記憶に残そうとします。

1回、2回じゃダメ。

5回、7回、10回。繰り返しましょう。

今や当たり前になっているスマホの文字入力やパソコンの文字入力は、何度も何度も繰り返していきながら定着させていきましたよね?

同じことを一定の回数こなせば必ず習慣になります

習慣にならないのは、回数が足りていないか、「違うこと」をしているからです。変にアレンジを加えたり、昨日と違うことをやってみたり。。。

習慣が定着するまでは、同じことをただ繰り返すのが効果的です。

習慣を持続させるためには、工夫が必要だったりしますが・・・それはまた別の話。別の機会にお伝えしましょう。

 

 


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