今朝のこと。
コーチングセッションが終わり、コーヒーでふと一息をついていたら。外から小学校の子供達らしき話し声が聞こえて来ました。
そうか。登校の時間か。と思うと同時に、小学校の頃を思い出していました。
将棋にかなり夢中になっていたし、毎週のように泳いでたなぁ。(サトウは水泳部でした)
わりと勉強は得意な方で、やったぶんだけ結果になるし、100点取れれば嬉しいし。褒められるから頑張りたいし。
常に「100点」を目指していたように思います。
完璧主義は子供の時代に作られる
あなたは子供の頃、どんな子でした?
この質問は、コーチングを始める前、「オリエンテーション」のときにサトウはほとんど毎回聞くようにしています。
子供のころの思考パターンとそう変わってないことが多いから。
あるいは、逆にそれが嫌で、頑張って頑張って、違う自分になったか。。。大抵はどちらかです。
サトウは前者。
テストじゃないと知ってても、今でも、ついつい、100点を求めてしまう。。。「完璧主義」のような傾向があります。いいことのようで、冷静に見つめれば、これは悪癖だと感じています。でも、それで褒められて育ったからね。
意識して、徐々に完璧主義ではなくなってきたとサトウ自身では思ってはいるものの・・・時々、それが顔を出します。なかなか、捨てきれないんです。。。
完璧主義が悪癖になるとき
完璧主義って聞くと、なんか悪いことではなさそうだし、しっかり仕事をする良いことのようにも思えます。でも、やっぱり悪い癖だと思う。特にビジネスにおいては。
悪癖になってしまうのは、例えばこんなとき。
ひとつの事柄に「絶対の正解」なんてないのに、「正しさ」を追い求めてしまったり。
必要以上に、細部にこだわったり。
間違うことを恐れて、出来る範囲のことに注力して、チャレンジしなくなったり。。。
完成は、あとでいい。
不完全でも出して、世に問うて。少しずつ精度を上げた方が役に立つものが出来上がります。そうじゃないと、いつまで経っても自問自答の繰り返しになっちゃう。
いい言葉だけどね、自問自答。
でも。
「今の自分の出せる100点」
になったところで。それって、ホントに良いもの??ほとんどの場合、そうではないハズ。
時代もどんどん変わっていくし、人間、進化するからね。ブレイクスルーを目指す人間ならなおのこと。。。
サトウもこの2年は特に感じてます。2年前の100点は、たぶん、今見たら60点あるかどうかかな。。。だったら、不完全でも反応を見ながら、微調整を繰り返して、繰り返して、世に合うものにした方がいい。
まず早いし、精度が上がります。
MicrosoftのWindowsだって。毎月、パッチが来ますよね。
全部、絶対完璧に!
なんて待ってから出してたとしたら、今頃、違う世の中かもしれません。こんなに便利ではないかも・・・?
決して、妥協をよしとせよと言っているんじゃないです。限られたお金や時間といったリソースを活用するにあたり、細部にまでこだわりすぎることがプラスではない、という意味ね。
あなたは、大丈夫でしょうか??
完璧主義の強みの活かし方
じゃあ、完璧主義な人はどうするべきか。簡単です。
完璧主義な自覚のある人は、ちょっと手を抜いて大丈夫ですよ。「いいものを作りたい!」って自然と思っていてるから、勝手に精度の高いものができる傾向にあります。
いやいやまだまだ、って思っても、それなりのものが出来上がっている。それが完璧主義の人の強みです。
強みの捉え方と使い方。自分では60点ぐらいと思っていても、他の人から見たら90点ぐらいは取れているもんです。
ストレングスファインダー「最上志向」を持っている人も同じです。だから。大丈夫、安心して。「あなたの思う60点」で世に出しちゃってください。
それがあなたのブレイクスルーの始まりです。
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