先月2017年の12月に出版した詰将棋の本、増版が決まりました♪感謝・感激!!
本当にめっちゃくちゃいい本だから!って絶賛おススメしまくってたら、何人かに「そう言い切れるの凄いっすね」と言われたこともありました。
「当たり前じゃん、書いたの俺だぞ!」と思いつつ、その「自信」の正体を探ってみました。
将棋本の出版については、約1か月前の記事を読んでみてください。
中村太地王座監修のこども向けの一手詰めの本。それがわずか1か月足らずで増版。凄い。
重ねて言いますが、本当にめっちゃくっちゃいい本なんですよ。これから将棋を始めたいとか子供に将棋を教えたい人で、詰みの勉強のためには、ぜひこの一手詰の本をおススメします!
ですが、この記事で伝えたいのは本の紹介ではなくて。その自信の出どころです。
本に限らず・・・。あなたは、自分の商品・サービス・コンテンツに自信、持てていますか??
あなたが自信を持てていなければ、おススメやセールスするのも躊躇しますし、結果全然売れないですよね。商品と自信については、切っても切れない縁で結びついています。
– 目 次 –
1. 自信の前提は、ライバルリサーチと商品の独自性
2. 商品に自信を持てる3つの理由
2-1. ノウハウを確信しているから
2-2. ターゲットが明確だから
2-3. 仕組みが優れているから
3. 自信が無いものを提供するのは失礼
おわりに
ざっくり見出し
1. 自信の前提は、ライバルリサーチと商品の独自性
自信を持っている、その前提となっているものを考えたとき・・・
まず第一に、それなりに知ってるってことですね。自分の商品のライバルのことを。
一手詰本をいろいろリサーチして、内容固めてきたわけですから、当然です。
初心者で、これから何か始めようっていう時には本を選ぶこと自体も結構難しいんですよ。いっぱいある本から、どれを選ぶかって何気に大変です。選ぶ基準がそもそも無いですからね。
だから、自分に合わない変な本を買うぐらいだったら、この本を買った方が100%良いに決まっているって、言い切れるんですね。
たまたま巡り合った一冊目の本がイマイチだったら、だいぶ損させちゃうわけですよ。例えば、将棋そのものが分かんないって思っちゃったり、難しすぎるって感じて嫌いになっちゃったりするわけですよ。
そんなの、かわいそうじゃないですか。
2. 商品に自信を持てる3つの理由
「書いたから」の根拠だけで、おススメしているわけではありません。もちろん他に理由があります。
3つの視点で、おススメする人にとって、最適な選択肢だっていう自信があるんですよね。
2-1. ノウハウを確信しているから
ひとつめは初心者が確実に上達できるノウハウだって確信してるからです。伝え方とか、その順序とかね。他の人が同じ本を書いてても、間違いなく大絶賛します。
それだけ、そのコンテンツと言うか書いてるものに自信があるんですよ。
リサーチだけの憶測や、自分の考えをまとめただけではなく、実地で将棋普及を通じて多くの初心者に将棋を教える中で、言い方・伝え方・考え方を試行錯誤してきましたから。その試行錯誤を踏まえて書いていますから、超実践的です。
だから自信持って伝えられるし、めちゃくちゃお勧めできるんです。
また、ものごとをかみ砕くいて言語化するのはサトウの得意分野ですし、編集者もこれまでサトウが絶賛した初心者向けの本を担当している人だし。
スキが無いわけです。
2-2. ターゲットが明確だから
ふたつめは読んでほしいターゲットが明確だからです。
将棋を覚えたい人でも、レベル感ってあるんですよ。
本当の初心者がちょっと覚えたいのか、ちょっと覚えてる人が更に強くなりたいのか、中級者くらいの人がもっとどんどん強くなりたいのか。全然レベル感が違うわけです。
今回出した本で言えば、あくまで初心者がちょっと強くなるっていう本なんですね。ターゲットがかなり明確なんです。
もちろん、腕に覚えのある人が読んでも、ためになることはあるかもしれません。
が・・・そっちの人に読まれることを気にした記載はひとつもありません。本当に始めたばっかでこれから覚えたいっていう人に買ってもらいたい本なんですよ。
だから、ターゲットにピッタリの人には100%全力でおススメしています。
逆に、ターゲット以外の人にはおススメしてないです。万人に読んでほしい本ではないんで。ターゲットが明確だからこそ、あなたには向いてないよっていう風に完全に言い切れるんですよね。
2-3. 仕組みが優れているから
みっつめは、本の仕組みとして何回でも学べるようになってるからですね。
詰将棋の本って、基本的には問題が書いてあって次のページに答えが書いてあります。
が、解き方とか、本の読み方って、読み手に任されていることが多いんですよね。だから、一回読んだだけで次の本買っちゃう人もいる。
でも今回の本は、解けたら1つチェックつける仕組みがあるんですよ。難しめの問題もあるんで2回・3回読めるし、本を読み直した時に、前回解けなかったは慎重に解けるし。はじめて解けたら嬉しいし。
言い方を変えれば、本を読みながら成長がはっきり見える仕組みになっているんですよ。
あとは、7日で読む本にしているんで継続的に学べるし、1日目から7日目までのテーマがはっきりしてるんで、どこを復習したいのかも分かりやすい。
「今日はこれを学ぶ」と冒頭で言うテーマもあれば、1日が終わってから「実は問題にこういうことをテーマにしていた」と、わかるようになってるんです。
あとは、子供向けにモチベーションを高めてもらうような仕組みも入れているしね。
ただ問題を解くだけじゃない。徐々に問題のレベルが上がるだけじゃない。本を継続的に読みながら、多くの気づきを得られて、その結果、当然上達する本なんです。
3. 自信が無いものを提供するのは失礼
という感じで、サトウからすればこれ以上ない本なんですよ。
ノウハウとターゲットと継続に学べる仕組み、これらを総合的に見て、「この本めちゃくちゃいいよ」って言える自信があるんです。
が。
とはいえ、それがターゲット層にとって、本当に正しいかどうか・・・は、サトウには分かんないわけですよね。実際サトウの頭の中で OK だと思っていても、世の中に出してみたら違うっていうこともあるわけです。
ただの独りよがりだった・・・とかね。十分考えられる。
でも、自分が全力でおススメできなかったら、誰がおススメできるんですか?
自分が全力でおススメできないもので、お金いただくんですか?
自分だけは、これは最高だと信じれるものを作らないのは失礼ですよね。
全然ダメだと評価されたなら、それは自分が何か間違っていたという証拠。何かを変えなきゃいけない。
今回、ありがたいことに増版になって、市場からも(一応)受け入れられたって言う結果が出ました。
それで、自信が確信に変わっていきました。今までやってたこととか、この後書くであろう、3手詰めとか5手詰めとかっていうのに対するベースの自信が出来上がるわけですよね。
で、また自信を持てる商品を世に提供して・・・サイクルが回るんです。
おわりに
人に何かをおすすめしようと思ったら、本当に自分が納得していないとダメですよね。
もう、すごくいい!とか、この価格でここまでやってくれるこのサービスはすごい!とか。
あなたが感動したレベルと同じレベルの商品を、作り上げましょう。
もしあなたが、あなたの商品に自信持てなかったり、請求する金額に躊躇しているんであれば、商品に自信がないんです。あなたが自信持てなければ、商品は売れません。
しっかり自信を持つためにも、あなたのやれることを増やしたり、質を上げたり・・・
絶対に良い商品だと断言できるまで、サービスを練り上げていってください。