サトウです。
今日は将棋の話です。
あなたが将棋を詳しく知らなくても、
「名人」とか「竜王」っていう
言葉ぐらいはご存知かと思います。
これ、将棋の「タイトル戦」なんですが、
名人戦の場合は、
持ち時間が9時間なんですよね。
お互いに9時間ずつなので、
合計18時間・・・
当然、一日では終わらないので、
二日間をかけて、1局を行うんです。
一方で、最近、
ABEMAっていうオンラインTVで
やっている将棋の企画は、
持ち時間がわずか「5分」。
同じプロ棋士が、
9時間で指すことも、
5分で指すこともあるんです。
「さすがに5分では、
いい勝負にならないんじゃないか?」
と、あなたは思ったかもしれませんが・・・
そこは流石にプロ棋士たち。
5分の持ち時間の将棋でも、
めちゃくちゃいい対局を
見せてくれるんですよ。
サトウのようなアマチュアでも、
「1手10秒」のような
極端に短い持ち時間の将棋を
指すこともありますが・・・
全然、お話にならないミスをして
負けたりもします。
でも、プロのレベルだと
そうではないんですよね。
あなたは、
「ファーストチェス理論」
をご存知ですか??
チェスの偉大な棋士が、
「5秒で考えた指し手」と
「30分で考えた指し手」を
記録して、見比べたところ、
86%もの指し手は【同じ】だったと
実証された、という理論です。
つまり、
「直感でも、時間をかけても、
86%は同じ結論になる」
ということです。
この86%の一致、14%という差を
どう見るかですが・・・
1勝9敗でも成功と言われる
ビジネスに於いては、
じっくり考えるよりも
スピード重視で86%を
なるべくたくさんやったほうが
間違いなく、成功は近づきます。
じっくり考えているうちに、
アイディアは古くなったり、
他の人が先にやってしまいますからね。。。
そして、迷っている時間は、
『何も生み出さない時間』
なわけなので・・・
即断、即決、即行動。
そして、結果を振り返る・・・
という行動習慣を
身につけていきたいものです。
サトウの10秒将棋も、
即断、即決には
ちょっとは役に立ってるかもしれません♪
それでは、また。