サトウです。
ガチョウと黄金の卵の寓話でお伝えした、
P/PCバランスの話は覚えていますか?
かいつまんでお伝えすると、
P:成果(Production)
PC:成果を生み出す能力(Production Capability)
で、
コーチングはこの両方にアプローチする、
ということでした。
しかも、このPとPCの関係は、
PCが先に来ます。
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能力がなければ、
成果が生み出されない
============
という構図になっていると
お伝えしました。
「なるほど、じゃあ、
コーチングではまずは、
能力を高めろってことですね?」
と考えたあなた。
残念ながら、
【不正解】です。
多くの場合は、
まずは成果にフォーカスするのが良いです。
ビジネス未経験の人であっても、
「まずはクライアント獲得」
に向かってチャレンジさせるのが
クライアントに成果を出させるコツです。
何故なら・・・
クライアントは既に、
ある程度の能力を持っている
からです。
しかし、残念なことに、
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未経験ゆえに
自分の能力を過小評価する
===============
ということが往々にして起こります。
クライアント取ったことがない
→クライアントを取れない
→その能力が自分には、まだ無い
という論法で、
過小評価することが多いです。
自信がない、というのも、
経験がない、少ないだけ・・・
というケースも多いものです。
この状態なのに、
また「能力向上のための学び」を
いくら積んでも・・・
結果は出ません。
能力は、高いのか?低いのか?
やってみないことには分かりませんが、
「未経験」は、
能力を低く見積もる原因になります。
一回やれば、
「な〜んだ、できるじゃん」
なんてこともありますからね。
例えば、
売上を上げるという結果を得るためには、
セールスが必要不可欠です。
だから、セールスしないと
絶対に売上が上がらないわけです。
「学び」ではありません。
まとめると、
P/PCバランスの関係性は、
============
能力がなければ、
成果が生み出されない
しかし、
成果を出す行動を取らない限り
能力を過小評価しがち
============
ということになりますね。
コーチングにおいては、
この視点を常に持って、
チャレンジを促していってくださいね。
それでは、また、メールしますね。