集中力を発揮する方法 その1

サトウです。

今日から朝のメールを再開します。

昨日は「全機現」のお話をしました。
見逃した方は、
昨日のメールを読み返してください。

それで、今日の話題は、
「集中力」です。

サトウは、集中力は
ある方だと思います。

ただ・・・

「集中力を発揮するに至るまで」が、
ちょっと難ありで、

ダラダラしたり、
着手を面倒だと感じたり、
後回しにしたり・・・

あなたも、そんな経験はありませんか?

この2つ、
「集中力発揮」と
「集中力を発揮する環境づくり」は、

全く違うテーマなので、
今日と明日で内容を分けます。

今日は、
「集中力発揮」の話。

明日は、
「集中力を発揮する環境づくり」

つまり・・・
「集中力を発揮する状態に至るまで」の話。

・・・ということで、
今日のテーマは、

「今、集中するため」の話です。

これって実はシンプルです。

あなたも、思い出してみてください。
ご自身で、集中力を発揮しているとき・・・

何故、その状態に入れているのか。

例えば、サトウの集中は、
「将棋」のときに発揮されます。

将棋を指している瞬間は、
他の何事にも惑わされず、
盤面ひとつに集中し思考に没頭します。

何故、これが出来ているのか?

理由は3つです。

1.今、「将棋を指す」と決まっている
2.思考の時間が区切られている
3.全ての決定を自分で出来る状態である

ひとつずつ、補足しますね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.今、「将棋を指す」と決まっている
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
この、「今、何をやるべきか」が
決まっているというのは、
最重要の必須条件です。

他のすべてのことを忘れて、
今はこれに集中できる・・・という
状態であることですね。

趣味の世界で没頭しやすいのは、
この要因が強いです。

・・・が、仕事になると、
他の人の割り込みが入ったりします。

あるいは、
メール、LINE、SNSの通知が鳴って、
そっちに気を取られたりすると・・・

集中力が削がれる原因になります。

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2.思考の時間が区切られている
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要は、締切があることです。

将棋では、持ち時間があり、
「1手30秒」の中で指したりします。

30秒考えろ、と言われると、
その瞬間にめちゃくちゃ考えて、
次の一手を決めます。

で、その次の瞬間、
一瞬ですが弛緩できるんですよね。

無限に続く時間で
集中するのは大変です。

人は、そんなに長く集中できません。

仕事でも一緒で、
“無理矢理にでも休憩を挟む”ことが、
トータルの生産性を高めます。

午前中に3時間、仕事をするなら、
最低でも2回は休憩。
30分に1度入れてもいいぐらいです。

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3.全ての決定を自分で出来る状態である
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
自力で全て進められる状態であれば、
模索しながらも、迷いながらも、
決断することが出来ます。

一方で、
分からないことがあったり、
決定権が他の人にあったりすると、
手が止まります。

責任が求められる仕事であっても、
自分の裁量で進められることが
集中力発揮に必須です。

明日の内容にも関わりますが、
他人の介在ポイントを
なくしておくことが大切です。

いちいち聞いていたり、
いちいち許可を取っていたら、
仕事は進みません。

その代わり、
終わったときにフィードバックを
もらって、次に向けて改善しましょう。

将棋では、対局が終わった後に、
対戦相手と一局を振り返る
「感想戦」を行います。

ここで、対局に現れた局面を基に、
あーでもない、こーでもないと、
深めていくわけです。

仕事に於いても、
そんな風に進められると、
より生産性はあがってきますよね。

一般化すると、
・今、やることがひとつで明確
・時間の区切りがある
・他の何事にも邪魔されない

ということです。

あなたの今日からの仕事に、
お役立てください。

それでは、また。


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