サトウです。
先週の土曜に、「俺のイタリアン」に行ってきました。
サトウにとっては初の「俺の・・・」シリーズでした。
あなたも名前は聞いたことあるかもしれませんし、もしかしたら行ったことがあったり、常連だったりするかもしれませんよね。
サトウも行く前から、美味しいものを安価に食べられるのが人気、というぐらいは知っていました。
でも何故そこまで話題になったのだろうか。
その秘密が分かるかなと、ひそかに期待して行きました。
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近くの病院にお見舞いに行ったその帰りに予約なしで向かったのですが、
土曜のオフィス街でも満席御礼、大人気。
30分待ちを快諾し、書店で時間をつぶします。
久々の書店ではあれもこれもと目に移ります。
3冊目の気になる本に手を伸ばしたところでお店からの電話。
すぐに向かいます。
お店に入ると、やはり満員御礼。
元気の良い店員さんが注文を取りに来ます。
スパークリングな気分だったので、「俺の泡」を頼み、店内を見渡します。
30代・40代が中心でしょうか。
女子会のような雰囲気で飲んでいる方もいたり、
待っている間に誕生日ケーキが運ばれていったり。
にぎやかなお店です。
「俺の泡」が運ばれてきて、目の前でキレイなグラスになみなみに注がれる・・・
この時点でもう大満足。
もちろん、料理もおいしいものばかりで、大満足でした。
それが、あのお値段で出せるのですから・・・驚きですね。
高級レストランのようにのんびり食事をする感じではないですが、
「美味しいものを安価に」というコンセプト。
これを徹底的にアピールしていて、その通りの期待以上のものが提供される。
流行るわけですねぇ。
「このお店に行ったらどんなサービスがあるんだろう?」
を、お店を探している段階で期待できますし、
そういう明確な目的で探している人にとってはピッタリのお店になるわけです。
「美味しいイタリアンです」
よりも、
「一流の料理を安価に提供するイタリアンです」
のほうが、圧倒的に魅力的に聞こえますよね。
たとえそれが、同じようなものを提供していたとしても。
違いは、「コンセプトを前面に押し出しているかどうか」です。
あなたは、あなた自身の商品のコンセプト、ハッキリ定まっていますか??
定まっていなければ、どんな人が買ってくれるでしょうか。
「商品」を探しやすい形にするためにも、コンセプトを考えてみましょう。
定まっているのであれば、それを分かりやすい言葉という形で、全面に出していくことを考えてみてはいかがでしょうか??
言葉で説明する文章を作り、それを徐々に徐々に洗練させて削ぎ落して・・・
ピッタリとハマる、言葉を探していきましょう。