サトウです。
正月の三が日が年のスタートならば、
年の瀬の三日間は年のゴール。
スタートの際に必要なのが「計画」であるならば、
ゴールの際に必要なものは何だと思いますか??
今年の一年間も走り抜いてきて、マラソンでいえばすでに42キロ地点目前、あとほんの数百メートルといったところでしょうか。
この長い長い道のりはあなたにとっては、どんな道のりでしたでしょうか?
この道のりから得た学びは、どんなものがあった?
それを振り返ること。これ必須です。
そう、ゴール地点で必要なことは・・・
====================
「振り返る」こと
====================
です!
本当はゴール後でいいんですが、年初は年初のことを考えたいでしょうから、振り返りは年内に終わらせることをおススメします。
振り返ることで、客観的に成長を感じられるのです。
サトウならこんな風に振り返ります。
—–
サトウは、6月末に「今のプロジェクトが終わるあと一年で退職」を上司に伝え、それからの半年は激動でした。
コーチングを勉強し直しを決め、セミナーでは共に成長し合える仲間との出会い。
クライアントの継続と、新規の獲得。
自主セミナーの開催と開催依頼。
将棋連盟コラムの依頼と、将棋講座の依頼。
もともとの信念のひとつでもあった、
「スペースを空ければ、今、必要なものが与えられる」
をこれでもかと体感できた一年でした。持っているものを捨てる前から、「早く捨てて新しいものを手に取れ」と言わんばかりの勢いで。
この要因は、一年前に決めていた今年の判断基準にありますね。
「迷ったら勇気のいる方を選択する」
これは今年は貫こうと決めていたのです。
今までの安全圏から積極的に出るために決めていた基準で、これに沿って生き、今までの価値判断基準はひとまず捨てると決めていました。
—–
と、起こった事象と、それを引き起こした要因を探ること。これが振り返りです。説明を交えつつだったので、もう少しかみ砕いて言うと・・・
・コーチングの学びに申し込んだ
⇒勇気のいる方を選択できた
⇒判断基準を決めていたことが要因
・将棋連盟コラムの依頼が来た
⇒「会社」を心配せずに受け入れることが出来た
⇒「手放して」受け入れる準備ができたことが要因
という感じになりますね。
思い出すときは、具体的にするといいですね。
1月のカレンダーを見直して、時系列に追っていくと思い出しやすいでしょう。
いい出来事、
チャレンジしたこと、
結果が出たこと、
嬉しかったこと、
楽しかったこと。
何故、上手く行ったのでしょう?
何故、いい結果を手にすることが出来たのでしょう??
自分はどんなことを考えて行動したのか。
その「上手く行った要因」を見つけるところまで思い出しましょう。
一方で。
良くない出来事、
チャレンジしなかったこと、
チャレンジしたけど上手く行かなかったこと、
後悔していること、
悔しかったこと。
何故、上手く行かなかったのでしょう?
何故、後悔しているのでしょう??
自分はどんなことを考えていたのでしょうか。
こちらも、「上手くいかなかった要因」を見つけてみましょう。
さらに、「どうすれば上手く行っただろうか?」を想像し、「上手く行っていたら、今どうなっていたか?」まで想像してみましょう。
行動した結果は、上手く行ったり上手く行かなかったり。
どっちにもなりえます。
だからこそ、上手く行く確率を上げていきたい。
上手く行った「要因」を明確にして、その要因が増えるようにすれば確率は上がりそうじゃないですか?
上手くいかなかった「要因」を明確にして、その要因が減るようにして、上手く行く要因に変えていけられれば確率は上がりそうじゃないですか?
来年はそれらの要因をコントロールして、成果を倍にしていきましょう。
それではまた明日。