芸大の実力を垣間見る

サトウです。

今日は深夜便ということで、
完全プライベートです。

音楽のことが好きな人だけ、
読んでください。

今日は1日お休み。

ということで、
保育園の見学に行っていました。

今日は二つの保育園に行ったんですが、
どちらも新しめで、かなり綺麗。

こないだ見たところよりも広く、
たくさんの子供たちが、
そこで楽しそうに遊んでいました。

サトウの娘は、まだ4ヶ月。
お世話になるのはもう少し先なんですが、
将来の自分の娘の姿をイメージして、
楽しい気分に浸っていました。

それで、昼間保育園から帰ってきて、
久しぶりに遊びたい気分になって・・・

最近のマイブームである、
ミスチルの「デルモ」という曲を、
弾きたくなったんです。

「デルモ」っていう曲は、
有名な「Everything (It’s You)」の
カップリングの曲なので、

一般的な知名度は高くないものの、
知ってる人は知ってる、名曲です。

サトウの中では、ミスチル曲の中で、
TOP10に入るぐらい好きな、
暗めの曲です。

その曲を、ギターで弾きながら
歌えるように練習してたんです。

曲をひたすら聞きながら、
コード(和音)を耳で
コピーしていってたんですが・・・

ちょっとめんどいんで、
ネットで調べたです。

そうすると、マイナーな曲でも、
あるもんなんですよね。

「こりゃ楽になるわい」と思って、

そのコードで弾いてみたんですが・・・

どうも、違う。

違和感があるって言うか、
しっくり来ないと言うか。

絶対この音入ってないだろっていう、
気持ち悪い感じだったんですよね。

いつもなら、自分で弾いて探すんですが、
今日は久しぶりに相方(嫁)に聞いてみたんです。

相方はもともと、音楽の専門家。
大学は芸大の「楽理科」に通って、
音楽理論を専門にやっていました。

また、芸大に入るために、
幼い頃からめちゃくちゃ学んでるんで・・・
困ったら聞いてるんです。笑

この一点に関して、
相方を「完全に」尊敬しています。

相方は、ほとんどプロの領域。

一方のサトウは、
アマチュアでバンドやってたので、
そこで音楽をかじったぐらい。

聞いたことを全部、
理論的に説明されるのって面白いです。

サトウが分かんないところを
「なんでここでこのコードが入るんだ?」

って聞くと、全部理屈で返せるんですよ。
理屈バカなサトウには、
もってこいの音楽理屈オタクなわけで。

サトウの持っている音楽理論と言えば、
バンドで作曲するために必要な最低限を、
自己流で本で学習したのと、

8年ぐらい前にベースの先生に
習っていたので、そのときに教わったぐらい。

バンドで困らないぐらいの知識はあって、
なんとなくは知ってるつもりだったんですが、

そりゃ分かってない所の方が多い状態。

ただ、相方はピアノ。
サトウはギター・ベース系。

その捉え方が全く違うんで・・・
理解するのに一苦労は、します。

違った考え方をまさに今日教えてもらって、

それが「めちゃくちゃしっくりきた」んですよね。

ちょっと具体的に言うと、
ギターのコードで「Dim(ディミニッシュ)」
ってのがあるんです。

(専門用語増えますがすみません)

ちょっと不思議な響きがするコードで、
曲のアクセントで使うことが多いコード。

それが「デルモ」で出てきてたんですよね。

楽曲では確かにそう弾いてるし、
サトウも押さえ方は分かって
弾けるんだけど、

そこで出てくる理屈がわからんのです。

サ「何故、ここでDimこのコードなの?
  展開的に、意味がわからん・・・」

と、相方に聞いたんですよ。
すると・・・

相「これは、和声で捉えると、
  五度の第2転回形になる。
  で、根音を省略してるだけ、
  まーよくあることだよ」

サ「じゃ、じゃあ、次のEmが
  ファイブワンで解決ってこと・・・?」

相「いや、ここはEmじゃない。
  ドミナントを2つ重ねてて、
  ドミナントで引っ張ってるんだよ。
  B7で弾いてみ、しっくりくるから」

・・・と、その言葉を残して
サーーーーっとその場を去る相方。

カッコいいじゃないか・・・

そのとおりに弾いたら、
なるほどたしかにしっくり来るんですよね。

で、そのとき思い出したのが、
昔、ベースの先生に言われたことです。

先「ここでDimが出てるけど、
  ルートにGの音足すとG7と同じだから、
  G7と思って弾いた方がしっくり来る」

その瞬間は確かに理解したんですが、
そのほんとうの意味が・・・

約8年の歳月を経て、
今日、理解につながりました。

サ「そういうことだったのか・・・!」

こういう気づきって、ありますよね。

今までの知識・経験が、
あることをきっかけに、一本の先につながる・・・

この頭の中の知識の再構成のことを、
「スループット」と呼びます。

スループットを起こすには、
脳内に十分な知識・経験があることと、
「新しいインプット」が必要です。

このスループットが起きたとき、
全てつながり、
理屈を完全に理解し、
二度と忘れることはなくなります。

あなたがこれまでの経験を
フルに活かすためにも・・・

「新しいインプット」がきっと必要です。

これまでの延長線上には、
ブレイクスルーはありません。

明日からも、また、新しい挑戦を・・・
続けていっていただければと思います。

それでは、また。


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