ブレインダンプの効果とやり方。仕事の生産性を高めるには「ピットイン」が必要不可欠な理由

年始から3週間、近年まれにみるスピードでガンガン進んできました。

が、さすがに、ちょっと疲れた。そう感じた今は、「ピットイン」のタイミング。

ということで、頭をスッキリ整理するお手軽なブレインダンプ、ご紹介していきます。まさに今日やったばかり、リフレッシュできました♪

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サトウは地味なことをコツコツやるのも好きですが、ここぞとなったら一気に進めるタイプ。

ただ、ある程度がーーーーーっと進めた後には、その反動が必ずやってきます。

サトウと同じような「短期集中型」の人は心当たりがあるでしょう?進めば進んだ分、周りの環境がおろそかになります。

例えば。

依頼の確認待ち事項が溜まったり、
欲しいもの・買わなきゃいけないものが増えたり、
面白そうなアイディアがたくさん出てきたり。

ただ、それを整理していない。そんな状況。

急激に前進した反動で、知らず知らず、頭の中でぐちゃぐちゃな状態になってしまうんです。そしてそれが、ほとんどの場合、環境に出ます

机の上とか、パソコンのデスクトップとか、ね。

 推進とメンテナンスは表裏一体

でも別に、必ずしもそれが悪いわけじゃないんですよ。その方が進むのが早いんであれば。

ただ、全速力で進んできた分、メンテナンスを意識的に取ってあげなきゃだけど。

F 1でも、何度も「ピットイン」しますよね。速さを競う競技ですが、常に最高速で走っていられるわけではないんです。

ある程度進んだ段階でピットインして、タイヤを交換したりとか、必要な分のガソリンを入れたりとか、部品の不良を直したりするわけです。だからまた、最高速で走っていけるわけですよね。

全速力で進むのと、メンテナンスをするっていうのは表裏一体。

どちらも必要不可欠です。

特に何か新しいことを始めてそれに向かってひたすら突き進むという時には、そのスピード感の反面、強制的なピットインっていうのが必要なわけです。

定期的なコーチングも自分の状態を俯瞰して観察できる、ピットインの時間のひとつです。

進んできた道をしっかり振り返るとか、目標を新たに設定するとか。特に、ゴール達成に向けた目標に対しての行動と、その経過の中で客観視するいい機会です。

ただ、日々やらなきゃいけないこととか、まだできてないこととか、雑多なことを取るのは、なかなかコーチングのテーマにしづらい。何故なら、自分さえちゃんとやればできそうだから。

そんなわけで、たまに思い返して、自分自身でメンテナンスを意識的に取っています。

環境の乱れを感じたので、ブレインダンプ(の超お手軽版)をやっていました。

超お手軽にできるブレインダンプとそのやり方

じゃあ具体的にどうやってるかというと・・・用意するものは紙とペン、と、小さめの付箋。

あるテーマを思い浮かべて・・・ひたすら付箋に書く。これだけです。

付箋1枚につき1つのことを書き、また1枚に1つのことを書き・・・ひたすら頭の中のごちゃごちゃを可視化していきます。

仕事もそう、
プライベートもそう、
将棋のこともそう。

ひたすら洗い出して書き続けます。

サトウの場合、25分に5分の休憩を取るので、そのサイクルを3回。約1時間半。もういいかなって思えるぐらいまでやって、頭の中のことがだいぶスッキリしました。

要は書いて可視化して、全部「目の前の紙にある」っていう状態にする。それが超お手軽版のブレインダンプです。

 

本来の、目的を持ったブレインダンプだと、この洗い出し作業の後もあります。

書いたものを優先順位付けしたり、欲しいもの順に並べ替えたり・・・なんやかんやあるんですが、そっちはサトウはコーチングでやってるんでやりません。

ただ頭のごちゃごちゃをスッキリしたい、それだけの目的ですから。

ブレインダンプを成功させるためのツール

お手軽版か、本来のやつか・・・

いずれにしても、ブレインダンプをする際に、大事なのは些細なことを忘れないでちゃんと思い出せるかっていうことです。

頭の外に出すということが第一の目的なので、そこを見失っちゃいけない。何らかの方法で頭の中が引っかかりを出す必要があります。

そのためにサトウが使ってるのが、トリガーリストです。

何が気になるか、の切り口をあらかじめ用意しておいて、それを見ることで思い出せる仕組みにしています。トリガーリストを使うことで、忘れてることの取りこぼしがないようにできる、便利なツールです。

タスク管理:GTD(Getting Things Done)のやり方ですね。

トリガーツールに書かれている切り口は、例えば役割。人はいろんな役割を担って生きています。

子どもとして、
兄弟として、
夫として、
コーチとして、
経営者として、
友達として、

こういった役割の視点で、何かできることはないか?忘れていることはないか?やるべきことはないか?と考えていきます。

他の切り口は、例えば場所。家の中での気になっていることを考えるんだったら・・・

キッチン周りで、
リビングで、
ダイニングで、
寝室で、
お風呂で、
トイレで、

何かやんなきゃいけないことはなかったっけ?

みたいな感じで、いろんな切り口をあらかじめ持っておくことで、より具体的に考えられるようになります。

人間は小さいこと、より具体的なことの方が考えやすいですから、具体的な切り口をあらかじめ用意しておくことで、このブレインダンプが格段にはかどります。

ブレインダンプ。ぜひ、お試しあれ。

全速力で突っ走っているあなたにこそ、是非おススメします。

ブレインダンプをやってみるときには、一旦自分で書き出した後にでも、トリガーリストでしっかり取りこぼしがないか見てくださいね。

頭をスッキリさせて、明日からの仕事の生産性を高めていきましょう。


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