マーケティングコーチのサトウです。
昨夜はワールドカップ日本代表戦。
出張のホテル先のテレビで
見てました。
注目が集まる試合でしたから、
あなたも見ていたかもしれませんね。
強敵ポーランドなので、
まぁ、引き分けて勝ち点取れれば
決勝トーナメントか・・・
ぐらいで見てました。
前半、やっぱり押され気味。
でも0-0で後半につなぐ。
すると後半、15分ぐらいで失点。
ヤバい。
早く取り返さないとヤバい・・・
と思って見てても、
やっぱりなかなか点が取れない。
そしたら後半残り10分。
自陣でパスを回すだけの展開に。
同時開催のセネガルVSコロンビア戦を見て、
「このまま試合が終われば、
負けても決勝トーナメント進出」
勝ち点、得失点差が同じで、
フェアプレーポイントで勝つ。
という、ルールを最大限に活用した
西野監督の英断です。
セネガルが点を取らない前提で、
時間内を守り切るという方針に・・・。
結局それで勝って、
日本代表は決勝トーナメント進出。
采配が的中、です。
おめでとう。
いろいろ物議を醸すだろうなぁと
思ってたら、やはり、ですね。
まぁ、ルール内のことをやって、
しっかり結果を残してるんで、
叩かれる謂れは無いんですけどね。
でも最後の10分は、
ゲームとしてはつまらなかった。
そうなることを分かって、
叩かれることも分かり切って、
勝ちの確率が高い選択をしたのは、
やっぱり凄いことだと思う。
でも、でも。
そこを分かったうえで、
「やっぱりつまらなかった」
と言うのがサトウの感想。
勝負である前にゲームであり、
興行である以上は・・・
観客に「いい勝負を見せる」という
姿勢でいることは必要だと思うんです。
昭和の天才棋士、
升田幸三実力制第四代名人は
こんな言葉を残しています。
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棋士は無くてもいい商売だ。
だからプロはファンにとって
面白い将棋を指す義務がある。
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いい言葉です。
升田先生の将棋、
カッコいいし面白いですからね・・・。
と、モヤモヤはありますが。
決勝トーナメント進出したという結果は、
素晴らしいですね。
英断でギャンブルに勝ってでも、
進出したんですからそれは凄い。
次戦、より良い試合になりますように。