マーケティングコーチのサトウです。
今日は久しぶりに、将棋の話を。
藤井聡太さんが四段でデビューして、
もう『七段』になっています。
あまりのスピード出世で、
今後のタイトル戦の登場、
タイトル獲得が期待されます。
ニュースにも
たびたび取り上げられるので、
あなたもご存知かもしれませんね。
将棋界ではいっとき前までは、
『羽生世代』と言われる、
40代棋士が活躍していました。
が、ここ数年、若手の活躍が目立ちます。
昨年だけでも二人、
新たにタイトルホルダーになりました。
(中村太地王座、菅井竜也王位)
そんな世代交代の波が押し寄せる中でも、
羽生善治竜王は、
いまだトップを走っています。
永世七冠になり、国民栄誉賞を受賞し、
やっぱり最強棋士なんです。
将棋って、プロレベルになると、
実力的には、ほんの紙一重の差。
羽生さんが他の棋士に比べて、
2倍も強い、と言うわけでなく・・・
数値化すれば、5%とかそれぐらいです。
ほんの紙一重。
いつもギリギリの勝負で、
勝ち切れる強さがあります。
その紙一重の差が、
めちゃくちゃ大きいんです。
藤井聡太七段もそうで、
いつも圧勝、というわけではありません。
序盤でちょっと形勢を
損ねていることもあります。
ギリギリのところを読み切って、
正確に詰ませることが出来る。
で、その結果、
29連勝とか16連勝とか、
勝ちまくるわけです。
これ、将棋に限った話ではなく。
能力的には、
ほんのわずかの差が、
結果で見ると、大きな差になります。
金メダル・銀メダルの差、
競馬の1着馬と2着馬の差もそう。
もちろん、
ビジネスにおける差も同じこと。
『ほんのちょっと』がキモなんです。
この、成果を分ける
ほんのちょっとの差のことを、
『ウィニングエッジ』と言います。
ビジネスでも、
普通の人と、圧倒的な人の差は、
『ウィニングエッジ』の差。
じゃあ、どうやって
その差を生み出していくのか。
それはまた、明日、
お伝えしていきますね。
—
余談ですが。
羽生さんって、
タイトル戦出場が多いので、
超強力な相手と戦い続けています。
それで勝率は、驚異の7割越え。。。
今後は、
藤井七段との対局も、
増えていくことでしょう。
いち将棋ファンとして、
楽しみだったりもします♪